服イイ話。vol.1|ファッション通販のNY.online服イイ話。vol.1|ファッション通販のNY.online

オンライン担当一押しのアイテムを深堀りする「服イイ話」。
Vol.1となる今回は「NEWYORKER ACTIVE ユーティリティーアウター」をピックアップ。
企画したデザイナーにこだわりや魅力を聞きました。

今回深掘りする商品

NEWYORKER ACTIVE
ユーティリティーアウター¥66,000

NEWYORKER ACTIVE ユーティリティーアウター
デザイナー・企画担当K

デザイナー・企画担当K2022年デザイナーとして入社。
他社でのデザイナー経験も長く、経験豊富。

今回の
深掘り人

オンライン担当N

オンライン担当N2020年からNYオンラインのメンズブランド担当。
メンズファッションについて勉強中。

コンセプトは「綿よりも軽い」
「温暖気候の現代の日本の冬に
対応したアウター」服イイ話。

N (オンライン担当)
N
(オンライン担当)

この商品の魅力は何といっても機能性でしょうか。NEWYORKERのオリジナル素材なんですよね。

K (デザイナー)
K
(デザイナー)

はい。表地は、北陸の機屋(はたや)さんのナイロン生地を表面に、北米産のトリコットを裏面に使用し、石川県にある科学素材メーカー・小松マテーレ社の特殊フィルムを貼って加工した3層ボンディング生地です。3層ボンディングにすることでストレッチ性も備えた優秀な生地に仕上がっています。
ただ、作るまでに工程が多く、とても時間のかかる素材なんです。なので発売の1年以上前から生地屋さんと相談して、色を決めて、テストをして…非常に手間と時間がかかっています。

N (オンライン担当)
N

製品になるまでにそんなに時間がかかるんですね…

K (デザイナー)
K

また、今回は軽さを重視して合繊素材で作成しています。綿素材は高級感があるのですが、秋冬アウターに対応する素材となるとどうしても重くなってしまうんです。主となるナイロンは軽く機能性に優れており、すっきりと着ぶくれしません。フィルムを貼ることで仕立て映えのする上品な生地に仕上げています。

N (オンライン担当)
N

「NEWYORKER ACTIVE」シリーズでは初登場となるライトアウターです。メインの素材は3層ボンディングでコートと同一ですが、アウターならではの特徴はありますか?

K (デザイナー)
K

「NEWYORKER ACTIVE」はコートでの展開が中心で、防寒性が高く冬に重宝するアイテムが多かったですが、今回のアウターは現代日本の暖冬にも対応できるものを作りたくて、表地はもちろん、裏地にもこだわりました。アウトドアウェアにも使われている、帝人社のOcta®という素材を裏地に採用しました。表はポコポコと凹凸がありさらっとした質感ですが、裏側は毛羽立ちがあり保温性を備えています。さらっとした部分を肌に触れる面に使っているため着心地が良く、一方で実際に着ていると暖かく感じられるんです。

N (オンライン担当)
N

冬のアウターの中って意外と汗をかいていたりしますよね。軽量で透湿性を備えているのはとても快適ですね。

ディテールを詰め込んだ
ファンクショナルなアウター服イイ話。

N (オンライン担当)
N

「NEWYORKER ACTIVE」といえば、生地だけでなく機能的なディテールも魅力です。

K (デザイナー)
K

今回のアウターもとにかくディテールを詰め込みました。 まず特筆すべきはポケットです。全部で8個あります。冬はついついポケットに手を入れたくなるので、表の腰ポケットはハンドウォーマーになっています。内側にハンティングジャケット風の大きなポケットを備えており、割と何でも入れられます。500mlのペットボトルも入ります。

N (オンライン担当)
N

鞄いらずですね…!

K (デザイナー)
K

動きやすさでは、背中からウエストの上くらいまで深く入ったアクションプリーツと、脇部分にもマチ・切り替え部分があり、腕の可動域が広く快適になるよう設計しています。

N (オンライン担当)
N

ベースとなるデザインはミリタリーアウターが基になっているのでしょうか。

K (デザイナー)
K

はい。トラディショナルなミリタリー風のユーティリティーアウターとしてデザインしています。ファスナーの丸い引手もミリタリーやアウトドアの要素からきています。でも実は、こういう形状の引手だと手袋をしていてもつかみやすいんですよね。

N (オンライン担当)
N

なるほど!たしかにミリタリーやアウトドアウェアは実用的なディテールが多いですよね。そういった部分が今回のアウターにも落とし込まれているんですね。

K (デザイナー)
K

あと、本当に細かい部分でいうと、ファスナーの下部分の布地を少し長めにとっていることで、ファスナーを閉める時にスライダーと下止め部分が合わせやすい仕様になっています。寒い日は手がかじかんでファスナーが閉められないときがありますが、布地が長いとつかみやすいのでスムーズに閉められるようにしています。

N (オンライン担当)
N

私は寒い日でなくても不器用でファスナーがうまく閉められずもたつくことがしょっちゅうなので、こういう気配りがされている商品があるんだと知って、目から鱗です…!

K (デザイナー)
K

襟部分は、三日月切り替えで台襟がなくても襟が立ってきれいに見えるようにしています。首回りの余裕もできるのでマフラーを巻いてももたつきません。風よけできるチンストラップもついているので、マフラー無し派の方も防寒できます。

N (オンライン担当)
N

さりげない部分ですが、着る人のことをすごく考えてデザインされているんだなと感じました。

きれいめカジュアルにも、
ビジカジスタイルでも
着こなせる便利なアウター服イイ話。

N (オンライン担当)
N

着丈は短めですから、ジャケットの上には羽織るタイプではないですね。どんなコーディネートがおすすめですか?

K (デザイナー)
K

そうですね。ジャケットの上に羽織ると裾が見えてしまうので、ジャケットのアウターにはおすすめしません。
ですが、ジャケット感覚で着ていただけるきれいめシルエットのアウターに仕上がっているので、例えばニットにシャツ&タイといったビジカジスタイルの上からジャケット代わりに羽織るなど、昨今のカジュアル化が進む通勤シーンにはおすすめです。
オン・オフ兼用できていろいろなアイテムに合わせやすいアイテムに仕上がっていると思います。今シーズン一押しのアイテムの一つです!

coordinateコーディネート

今回紹介した商品

NEWYORKER ACTIVE
ユーティリティーアウター¥66,000

CHECK