BRITISH CLOSET vol.02
「TRENCH COAT」
2021年秋冬は 、 NEW BRITISH AMERICANをテーマに 1970 年代に誕生した
ブリティッシュ ・ アメリカンスタイルに着想を得たコレクション 。
BERKLEYではアメリカ・イギリス・イタリアなどのスタイルに、
スポーツウェアやワークウェア、ミリタリー、プレッピーなどの要素を組み合わせた
現代版ブリティッシュアメリカンスタイルを提案します。
BRITISH CLOSET vol.02 では、
1980年代の英国トレンチコートをイメージしたロング丈の本格派ダブルブレストトレンチコートをご紹介します。
2017年秋冬コレクションよりスタートした、メンズブランド「BERKLEY(バークレイ)」。
「MODERN PREPPY―EVERYDAY DRESS UP」をコンセプトに、プレッピースタイルをベースにしたコーディネートを提案します。
特徴は、トレンドを意識した現代的なシルエットとデザインや色柄に遊び心を感じるディテール。
毎日着たくなるようなドレスアップスタイルを提案していきたいという意味も込められています。
![「TRENCH COAT」 とは](/special/ny/berkley/21aw_british_closet/vol_02/img/sub_tit_01_sp.png)
![](/special/ny/berkley/21aw_british_closet/vol_02/img/sec1_item01.jpg)
![「TRENCH COAT」 とは]( /special/ny/berkley/21aw_british_closet/vol_02/img/sub_tit_01.png)
イギリス軍が西部戦線での長い塹壕(=トレンチ)に耐えるために、悪天候用の防水コートをつくったのが起源とされています。
その原型となるアイテムは1900年頃に考案され、その後1930年代から徐々に日本でも浸透していきました。
トレンチコートに見られる代表的なディテールは、ストームフラップ(銃の衝撃を吸収するための右肩から胸にかけて付けられた布)・ストームシールド(肩から背中にかけて二重構造の雨水がコート内に侵入するのを防ぐためのフラップ)・Dリング(ウエストのベルトにある手榴弾を吊り下げるために使われていたD字の金具)・アームベルト(寒風や雨水の侵入を防ぐための袖口に付けられたベルト)などです。
寒冷地で戦う兵士のためのコートとして作られていたため機能とデザインに優れており、生地はコットンのギャバジンやウールを用いるのが主流です。
![男ゴコロをくすぐる機能美と重厚感](/special/ny/berkley/21aw_british_closet/vol_02/img/sub_tit_02_sp.png)
![男ゴコロをくすぐる機能美と重厚感]( /special/ny/berkley/21aw_british_closet/vol_02/img/sub_tit_02.png)
トレンチコートを代表するディテール、「エポレット」「ラグランスリーブ」「ストームフラップ」「Dリング」「ストームシールド」「チンストラップ」「スロットポケット」、そして「ギャバジン生地」といったクラシックなトレンチコートのディテールを再現。
スーピマコットンギャバジンの生地には撥水加工を施すことで、雨の日でも着られる実用性のあるアイテムに仕上げました。 また、取り外し可能な中綿キルトライナー付きなので、ロングシーズン着用が可能です。
サイズ:46 (着丈:106 ㎝)
![注目すべき3つのディテール](/special/ny/berkley/21aw_british_closet/vol_02/img/sub_tit_03_sp.png)
![注目すべき3つのディテール](/special/ny/berkley/21aw_british_closet/vol_02/img/sub_tit_03.png)
- 01 トレンチコート最大の特徴ともいえる生地。しなやかで光沢のあるスーピマコットンのギャバジン地に、撥水加工を施しました。
- 02 取り外し可能なキルトライナーの下、胴裏にはBERKLEYオリジナルのレジメンタルストライプ地を配すことでオリジナル性をプラス。
- 03 ベルトを締めたり、フロントボタンを留めた状態でも、ジャケットやトラウザーズから物を取り出せるスロットポケット。