ブランドシンボルのハウスタータンをベースにした
オリジナルパネル柄のキルトスカート&ドレスが登場
今シーズン、ブランドシンボルであるハウスタータンをベースにした
オリジナルパネル柄のキルトスカート&ドレスが登場します。
丁寧に織り上げた生地を洗練されたデザインに落とし込んだNEWYORKERらしいこだわりのアイテムになりました。

History of House Tartan
2003年に誕生したNEWYORKERのタータン=「ハウスタータン」は、
タータン発祥の地スコットランドで世界のタータン柄の認定を行う
政府行政機関スコットランド・タータン登記所(The Scottish Register of Tartans)に
登録されている正式なタータン柄です。
Kilt
- キルトについて -スコットランドのタータンは日本でいう家紋のような存在。
そのデザインにはそれぞれ歴史と意味があり、氏族ごとにパターンが異なります。
そんなタータンを大きなウール地で編み、腰に巻いたものが「キルト」と呼ばれるスコットランドの伝統衣装です。
前身頃は平らなまま、バックスタイルにプリーツをたたみ、ベルトで固定。
余った部分を肩に回し、ピンで留めたものが発祥とされています。
今シーズンのNEWYORKERのキルトスカートは、現代のスタイルに馴染みやすいようにアレンジしたデザイン。
バックのプリーツは入れず、すっきりとしたシルエットになりました。
Kilt Skirt & Dress


オリジナルの生地ができるまで
時間と手間をかけ、丁寧に仕上げたオリジナル生地の加工工程をご紹介。
ションヘル織機
生地を織り上げた「ションヘル織機(しょっき)」とは、各工程に職人の手作業を必要とし、現在主流の最新織機に比べ約1/5程度と、非常に遅いスピードで生地を丁寧に織りあげる機械です。時間をかけてゆっくりと織ることで糸への負担は軽減され、表情のあるふっくらとした生地に織り上がります。また、織目も高密度なため丈夫で長く着用いただけます。今回の柄はひとつのパネルが大きく、普通の織機では織れないためより特別な生地に仕上がりました。
織る前の準備

1.整経(屏風枠経/びょうぶわくたて)
経糸が平行になるよう配列させる

2.整経(タイコ巻取り)
タイコと呼ばれる回転台に
糸を巻き付けていく

3.整経(ビーム巻取り)
織機にかけるため、
タイコからビームに巻き返る
織り付け

4.綜絖差し(そうこうざし)
経糸を織機で上げ下げするために、
機械に1本ずつ経糸を通す

5.織り付け
緯糸をのせたシャトルが経糸の間を
行き来することで生地が織りあがる
フリンジの加工

6.フリンジ加工①
織られていない糸の間に機械が入る

7.フリンジ加工②
糸を撚る

8.完成
フリンジ同士が絡まないよう
タコ糸を通し、完成
織りあがった生地はフリンジの撚りがすぐに取れないよう、
生地の表面を起毛させ、洗いをかける(縮絨/しゅくじゅう)、整理加工を施してから裁断、縫製へと進んでいきます。
Pickup Style
NEWYORKER的おすすめスタイリングをご紹介



