

21 Autumn & Winter
木の実
インターシャで描く、
伸びやかな大木『木の実』
- TEXTILE STORY
- 2008年秋冬のアーカイブ「木の実」の図案を、13年の時を経て再びインターシャで描きニットを仕立てました。インターシャとは柄編みをするときの編み方の一種で、編地の中で糸を切り替えて編む方法のこと。糸を裏に渡らせることで表に図案を表現するジャカードと違って、一枚仕立ての薄い編地に仕上がります。柄編みの技術としては難易度が高く、繊細で高度な技術を必要とします。表と裏は同じ柄となり、色の境目が重ならず、美しい仕上がりが特徴です。身頃いっぱいに広がった大木は、見た目の大胆さに反して、軽く、繊細な仕立て。前身頃だけにおさまらず、後ろの肩へとまわった木の先端がアクセント。木の実と幹、ベースとのコントラストが目を引く一枚です。




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日々の暮らしを大切にする日常の服をコンセプトに
2002年に始まったサリー・スコット。
サリー・スコットという架空の女性が想う物への愛着や物語を、
大切に積み重ねて作られたデザインは、
心地良さとうれしさを感じる素材から
いつまでも長く着ていただける形として表現されています。