21 Autumn & WinterSpill
余白とのコントラスト。『Spill』
- TEXTILE STORY
- 〇・□・△、手描きのモチーフでスカラップ柄を描いたテキスタイル「Spill」。小さなモチーフが思い思いの方向を向きながら寄り添い、スカラップに収まりきらなかったモチーフは柔らかに零れ落ちて行きます。寄り添うのが好き、今は少し孤独を感じていたい・・・。小さなモチーフの個性をつい想像してしまいます。零れ落ちるモチーフは、さして周りを気にする事もなく、自由気まま。そんなモチーフを見つめながら、服を作る事の意味と、洋服の持つ力を今一度見つめ直しました。結論は、好きを身に纏う事は自分を前向きにしてくれる。今までと変わりません。気持ちが弱くなった時に、寄り添って元気をくれる服を作りたい。改めて抱いた強い思いで、素材やデザインと向き合いました。今シーズンのテーマは余白と日常。余白は自分の気持ち次第でそこに何かを描く事も、白く残す事も出来る。余白という言葉から大きな広がりを感じます。自分の為に装う事を一緒に楽しみませんか。
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日々の暮らしを大切にする日常の服をコンセプトに
2002年に始まったサリー・スコット。
サリー・スコットという架空の女性が想う物への愛着や物語を、
大切に積み重ねて作られたデザインは、
心地良さとうれしさを感じる素材から
いつまでも長く着ていただける形として表現されています。