

21 Autumn & Winter Wreath
繊細なステッチで描く、植物の強さ。
『Wreath』
- TEXTILE STORY
- シーズンの象徴となっていく刺繍のテキスタイル。今シーズンは細かなステッチで枝葉を表現したいという思いから、リース柄を描きました。茎部分はぐっと近付くことで見えてくる、小さなドットの連なりです。葉の部分はステッチを二重に施し、繊細ながら存在感のある趣き。描く途中で加えた実の部分は、膨らみのあるジンタン刺繍を用い、実と茎の対比をステッチで描きました。ステッチの幅や向きにより、同じモチーフも個性豊かな表情へ。思い描く刺繍が完成するまで、刺繍を手掛ける職人と意見を交わし、巧みな加減を反映させながら理想のテキスタイルを作り上げていきます。グランドは、ブークレー糸を使用したグログラン素材。細い畝の中に凹凸感があるのが特徴です。さらりとした質感は肌に心地よく、季節を超えて着用出来る素材です。大切な人の幸福を願って作られるリース。あたたかな気持ちを運んでくれる、こだわりを詰め込んだテキスタイルです。




Follow us
日々の暮らしを大切にする日常の服をコンセプトに
2002年に始まったサリー・スコット。
サリー・スコットという架空の女性が想う物への愛着や物語を、
大切に積み重ねて作られたデザインは、
心地良さとうれしさを感じる素材から
いつまでも長く着ていただける形として表現されています。