ジャケットのおすすめコーデ
ビジネスシーンに欠かせないテーラードジャケット。
いつも同じようなコーディネートになってしまうとお悩みの方もいますよね。
そこでカラー・柄・素材別にスタイリングのポイントと共に、ジャケット選びのポイントや着用マナーもご紹介。
毎日ジャケットを着用する方からジャケット初心者の方まで必見です。
INDEX
1.カラー・アイテム別ジャケットおすすめコーデ6選
同じテーラードジャケットでも、色によって印象は大きく異なります。
ここではグレー・ネイビー・ホワイト・ブラックの4色をピックアップ。
汎用性の高いベーシックカラーを素敵に着こなすポイントをご紹介いたします。
ジャケット × パンツ
-
グレーノッチドラペルジャケット
× ストレートパンツスタイリッシュなパンツスーツは明るいグレーをチョイスして、春らしいムードに。ゴージダーツを入れた3枚パネルの立体的なボディや着用時の動作をスムーズにする袖付けなど、パターンにこだわり快適な着心地と美しいシルエットを両立させました。インナーはストライプのカラーに合わせて、サックスの端正な襟付きシャツをチョイス。ベーシックながらに織柄や比翼仕立てのこだわりあるデザインで、新年度や商談を爽やかに演出します。
CHECK -
ネイビーシングルブレザー
× テーパードパンツNEWYORKERの定番アイテムとして、長年愛されているネイビーブレザー。今年はウォッシャブルに対応し、より気軽に着用いただけるようになりました。ストレッチ性があり、快適な着心地も魅力です。トラッドな紺ブレを羽織った春のオフィススタイルは、春カラーのボウタイブラウスをインして季節感をプラス。ボトムはセンタープレスのデザインを選んですっきり見え。足元はベージュのパンプスをチョイスすると軽やかで、脚長効果も叶います。
CHECK
ジャケット × スカート
-
グレーノッチドラペルジャケット
× フレアスカートワッシャー加工による程よいシワ感が洗いざらしのような風合いのジャケット。やわらかくストレッチ性のあるコットンポリエステルに、麻の清涼感をプラスしたナチュラルクロスを使用しています。襟回りとフラップポケットの配色切り替えや、貝釦の配色が夏らしいアイテムなので、コーディネートは明るいカラーでまとめました。インナーには爽やかなライトグリーンのケーブルニットをプルオーバー使いしてメリハリを。バッグに巻いたスカーフもさり気ないポイントです。
CHECK -
ホワイトダブルブレストブレザー
× チェック柄プリーツスカートカットソー素材で気軽に羽織れるWブレストジャケット。オフィスシーンにはもちろん、カジュアルスタイルにも取り入れやすいオンオフ兼用アイテムです。すっきりとした2釦のデザインが上品で、洗練された着こなしを叶えます。今回はホワイト・ネイビーを基調にしたコーディネートに。ホワイトのジャケットにネイビーのインナーを取り入れることでコントラストをつけました。ダークなネイビーは品のある印象で、ホワイトジャケットやチェック柄アイテムでもきちんとした印象を作ってくれます。
CHECK
ジャケット × ワンピース
-
ネイビーピークドラペルジャケット
× ネイビーワンピース上質な生地と仕立てがスタイリッシュな着こなしに導くネイビーのジャケット。身体に沿ったカーブを描く立体構造で、二の腕から袖口にかけてのすっきりとしたラインが特徴です。同素材の組み合わせで通勤・パーティスタイルに。ノーカラージャケットではなく、テーラードジャケットを選ぶことで、品よく洗練された着こなしに。あえてネックレス無しで、アジャスターベルトでウエストマークした、アクセサリー使いもポイントです。
CHECK -
ブラックノッチドラペルジャケット
× プリント柄ワンピース季節やシーンを問わず活躍するブラックのジャケット。シンプルながらステッチやパイピングなど細部にこだわり作成されたアイテムで、クリーンなルックスが魅力です。半袖のワンピースと色を合わせた夏のジャケットスタイル。ワンピースの白の配色が爽やかです。ラペルの幅に収まる小ぶりのブローチを付けて、きらめきをプラスしました。バッグとパンプスもブラックをチョイスして統一感を出すとコーディネートがまとまります。
CHECK
2.柄別ジャケットおすすめコーデ3選
普段のジャケットスタイルに変化をつけたい時は、柄物を取り入れるのがおすすめ!
迷いがちなインナーの合わせ方と共に、華やかに決まる柄物ジャケットのコーディネートをご紹介いたします。
-
ストライプ柄
ノッチドラペル2釦ジャケット柄物に抵抗のある方にも取り入れやすい織柄のストライプ。仕立ての良さが映えるベーシックなデザインに、繊細なチョーク風ストライプが洗練された印象に導きます。さり気ないストライプ柄のジャケットは、柄物アイテムとも好相性。面積の大きいアイテムのカラーと、柄のカラーを合わせると統一感がでます。また、スカートが華やかなので、インナーは落ち着いたカラーを選ぶまとまりが出て上品な着こなしに。
CHECK -
チェック柄
ノッチドラペル2釦ジャケット糸の番手の変化によって表現したシャドーチェック柄のジャケット。無地ライクに使えるさりげない柄行ながら、表情のある生地が魅力です。汎用性が高く、無地のスーツを既にお持ちの方の2着目としてもおすすめ。テーラードジャケットにシャツを合わせたベーシックスタイルには、トレンド感あるひざ下丈のスカートをチョイス。ジャケットと同色にすることで上品に決まります。大きめなバッグは、ライトカラーを選ぶとコーディネートに軽さを出せます。
CHECK -
千鳥柄
ノッチドラペル1釦ジャケット織柄で千鳥を上品に表現した、ウォッシャブル対応のジャケット。千鳥柄が単調にならないよう、3色の糸を使用して織り上げ、格子柄に配色を入れ変化を持たせています。明るいベージュカラーにブラックのボタンがさり気ないアクセントに。夏のセットアップスタイルには、Vネックの半袖Tシャツをセレクト。バッグやパンプスもブラックをチョイスするとコーディネートにメリハリが生まれ、きちんと感が生まれます。
CHECK
3.素材別ジャケットおすすめコーデ6選
汗ばむ時期のビジネスウェアも、常に清潔をキープしたい!
そんな時は、ご自宅でお手入れができるウォッシャブル素材のジャケットがおすすめです。
ここではウォッシャブルシリーズの中から、テイストの異なる3種類のジャケットスタイルをご紹介いたします。
-
ストレッチブラックツイル
ノッチドラペル2釦ジャケット光沢のある生地の美しさと、ヨコストレッチによる着心地の良さを両立した、ブラックのセットアップスーツ。横方向に伸びるストレッチ性を備え、緊張する場面でも快適に着用できるのが嬉しいポイントです。シャープな印象のジャケパンスタイルですが、繊細なレースカットソーをインナーに選ぶことで、オケージョンシーンに適した優しい雰囲気に。また、ネックレスなど小物でアクセントを加えると、コーディネートが一層華やかになります。
CHECK -
ウールシルクチェンジヘリンボーン
ノッチドラペル2釦ジャケットほのかな光沢感と柄幅の異なるヘリンボーン組織が特徴のウールシルク素材。グレーには組織の間にサックス色の糸が使用されていることで、爽やかなアクセントがプラスされています。組下のストレートシルエットのスカートを合わせれば、スカートスタイルでもシャープな印象です。インナーには、端正なネイビーを選んでコントラストをつけて。胸元にボタンを施したバンドカラーのトップスなら、ネックレス要らずでキマります。さり気ない柄行のジャケットのため、柄トップスとも好相性です。
CHECK -
ウォッシャブルウールWジョーゼット
ノッチドラペル2釦ジャケットストレッチ性とハリを兼ね備えたジョーゼット素材。セットアップ対応のジャケットですが、着回しもしやすいのが特徴。家庭洗濯も可能です。春夏のベージュアイテムの着こなしには、白&黒のモノトーンアイテムをセレクトして、メリハリをつけるのがポイント。インナーには、ホワイトのボウタイブラウスを選んでシャープで清潔感のある印象に。スカート、バッグ、シューズはブラックで、下半身を引き締めて。
CHECK -
ポリエステルコットンクリアジャージー
ノッチドラペル2釦ジャケットポリエステルとコットンのカットソー素材を使用したジャージージャケット。コットンならではのややドライでナチュラルな手触りを活かしつつ、布帛のような仕立て映えする生地に仕上げました。ストレッチ性があり、快適な着心地も魅力です。また、ご自宅で手洗いが可能です。普段使いもしやすく、ボーダーカットソー、カーゴパンツを合わせれば顔写りもよく旬な印象に。足元はスニーカーではなくパンプスを選ぶことで、大人カジュアルスタイルの完成です。
CHECK -
ストレッチデニム
段返り3釦ジャケット毛羽の少ない細番手のコットンを使用し、高密度に織り上げたデニムライク生地。上質感がありながらストレッチ性を備え、動きやすく快適にお召しいただけます。また、ご自宅で手洗いが可能です。3釦段返りのトラディショナルなディテールもポイント。同素材のストレートシルエットの膝下丈スカートを合わせて、すっきりとした印象に。光沢感のあるシルクスカーフと発色のきれいな半袖ニットで品をプラスすれば、オンオフ兼用スタイルの完成です。
CHECK -
ウォッシャブルウールポリエステルWクロス
ダブルブレストブレザーウールポリエステルにストレッチ性を加えたダブルブレストブレザー。ブレザーながらご家庭で洗濯可能です。半袖のストライプワンピースにオレンジのストールを垂らし、メッシュベルトで固定した小物づかいがポイント。目線が上にいくため、低身長の方にもおすすめの着こなし。柄×柄の組み合わせは、柄のピッチに変化を付けることで上手くまとまります。マリンルックで春夏を楽しんで。
CHECK
4.How to ジャケットの正しいフィッティング4POINT
今回はジャケットの正しいフィッティングを4つのポイントにわけてご紹介します!
自分に合うサイズがわからないとお悩みの方、ジャケットの選び方が難しいと思っている方は必見。
ぜひこの動画を参考にしてみてください!
1.肩幅
■ジャケットは肩で決まります
ジャケットの着心地と表情は肩で決まると言っても過言ではありません。
「ジャケットは肩で着る」と言われるほど。
ジャストサイズのジャケットは重さが背中の中心にのるため、軽く、とても動きやすい着心地です。
正しいフィッティング
ジャケットの肩山と自分の肩のトップ位置がちょうど合っているのがジャストフィット。
背中に余計なシワが出ず、脇下のゆとり(ダキのゆとり)があるのが特徴。後ろ姿も美しく映えます。
目安は、1cmツマめる程度のゆとり
簡単なフィッティングの目安は、
ジャケットの肩をつまんで1cm程度のゆとり。
ショップで試着した際にも試したいポイント。
大きい 写真のように指で大きくつまめる状態はNG。ゆとりがあり過ぎるとだらしない印象を与えます。肩が落ちているのは論外です。
小さい ジャケットの肩幅が小さいと二の腕の上部にシワが出たり、腕が動かしづらくなります。ある程度ゆとりがあるサイズを心掛けましょう。
2.ジャケットのウエスト
■ボタンを留めて確認しましょう
ジャケットはボタンを留めたときに綺麗に見えるのが重要。
ウエストが合っていないとシルエットが崩れ、ジャケットスタイルを台無しにしかねません。
自分のこぶしを使って簡単にチェックしてみましょう。
正しいフィッティング
ボタンが無理なく留まり、余計なシワが出ていない状態がジャストサイズです。
ジャケットの美しい表情を楽しめます。
こぶしが1個入るゆとり
ボタンを留めて軽く前方にジャケットを引っぱり、
自分のこぶし1つが入るゆとりが目安。
大きい ボタンを留めて、ジャケットの前身頃が必要以上に重なり、横から見て尖った状態になっている場合は、サイズが大きすぎます。
小さい ボタンを留めた際、写真のようなシワが出るのはジャケットが小さい証拠。ボタンに負荷がかかり、ボタン外れの原因にもなります。背中にもシワがないかチェックしましょう。
3.袖丈
■ウィメンズのジャケットスタイルは、ブラウスよりも袖丈が長いのが一般的
メンズの着こなしでは、ドレスシャツの袖口が1cm出るのがジャストサイズとされています。
しかし、ウィメンズの場合はインナーのバリエーションも豊富なため、男性ほど厳密なルールはありません。
長すぎる袖丈は野暮ったい印象になるので注意しましょう。
正しいフィッティング
手をまっすぐに降ろした状態で親指の付け根~手首1/2くらいの袖丈が目安。
インナーの種類や生地の厚みによっても長さが変わるため、着用頻度の高いインナーを着て確認しましょう。
手の甲を使ってチェック
丁度良い袖丈を簡単に見分ける方法は、
掌が床と並行になるように曲げた時にジャケットの袖口が手の甲に触れること。
長い 写真のように手の甲に乗るほどの長さがある場合は、袖丈が長すぎます。袖丈を詰めて長さを調整して適切な袖丈にしましょう。
短い 手の甲に触れないほど短いと、美しくありません。
■袖丈について
袖丈とは、スーツの肩先から袖口までの長さのことです。
袖丈は、肩先(肩の縫い目と袖と肩の境界線の交点)から、袖口の中央までを測ります。
■袖の仕様(ボタン)について
スーツの袖の仕様には「本切羽」「ミシン切羽(開き見せ)」「袖重ね釦」の3種類が存在します。
それぞれのディテールについてご紹介します。
<本切羽とは>
袖のボタンホールと対になったボタンが付いており、ボタンによって袖が自由に開閉できる仕様。
基本的にはオーダースーツならではの仕様です。
「ドクターカフ」という別名があり、医者がスーツを着ている時にすぐに腕まくりをして診療できるようにしたのが由来と言われています。
ただ現在では、実用性というよりもディテールのこだわりとして選ばれる仕様です。
また、本切羽は基本的に袖丈の調節ができないので注意が必要です。
<ミシン切羽(開き見せ)とは>
袖に閉じたボタンホールとボタンが3組または4組付いた仕様。ボタンホールはフェイクなので実際には開きません。
また、ボタンホールがなく飾りボタンだけが付いた仕様の袖もあり、これも開き見せと呼ばれます。
<袖重ね釦とは>
袖のボタンが重なって付いている仕様。ボタンの間隔が狭く重なっており、キスしているように見えることから「キッスボタン」「重ね付けボタン」と呼ばれることも。
こちらも本切羽と同様にオーダースーツのディテールとして選ばれる仕様で、ボタンの種類によって遊び心や個性が表現できます。
4.着丈
■ヒップに少しかかるくらいの着丈をチョイスしましょう
丈の長さには流行がありますが、ヒップに少しかかるくらいにすると、スカート、パンツどちらにも合わせやすくなります。
正しいフィッティング
ヒップに少しかかるくらいの着丈が一般的です。
後ろ姿をチェック
ボトムスとのバランスも重要なポイント。試着時には、
後ろ姿の全身の写真を撮ってもらい確認してみましょう。
長い ヒップ下より裾口が長い場合は着丈が長すぎです。足が短く見えてしまうのも難点。
短い 写真のようにヒップがしっかりと見えてしまうのは着丈が短い証拠。アンバランスで不自然な印象になります。
■着丈について
着丈とは、スーツの襟付け根線から裾までの長さのことです。
着丈は、スーツの背中心にある襟の付け根からまっすぐメジャーを下ろし、裾の端までを計測します。
スーツの着丈は、長さによって印象ががらりと変化するので、着こなしの重要なポイントです。
後ろから見たときに、着丈の長さが適正でないと全体のバランスが悪く見えてしまい、だらしがない印象を与えてしまいます。ヒップが完全に隠れるほど長い場合は、重たく野暮ったい印象に映ります。脚も短く見えてしまうため不格好に。
逆にヒップが半分以上見えるほど短い場合は、子どもっぽくアンバランスな印象を与えてしまいます。
第一印象が大切なビジネスやフォーマルな場で着るスーツは特に、適正な着丈をチョイスしましょう。
5.テーラードジャケットと相性が良いインナー
テーラードジャケットに合うインナーを形別にご紹介!
6.まとめ
ジャケットを使ったスタイリングはいかがでしたか?
テーラードジャケットはなんとなく敷居が高いなと思っていた方も、
お気に入りの1着を見つけていただけたら嬉しいです。
また、普段からテーラードジャケットを着用している方は、
今回ご紹介したコーデのポイントをさっそく取り入れてみてくださいね。
スタッフコーディネート #ジャケットスタイル
-
リアルな実店舗スタッフの
コーディネートを随時更新中!お気に入りのコーデやスタッフはお気に入り登録ができ、
CHECK
着用アイテムのチェックも可能です。
身長別でも絞り込みができるので、自身と近しい身長のスタッフの着こなしを参考にしてみましょう。