肌寒い日、あたたかい日、暑い日…
季節のうつろいはせわしなく
今だからこそのスタイルを楽しみたい
STYLING BOOK vol.2ではシプリの新作を使って、
春夏におすすめのスタイリングをご紹介いたします。
ぜひ最後までお楽しみください。
01
少しずつ気温が上がってくると、身体から離れるような、リラックスしたフォルムのアイテムが心地よく感じられます。ワンサイドにビックポケットを施したTシャツは、程よいゆとりがありながら、どこかキリっとした佇まい。オーストラリア産の中長綿を使用し、ハイゲージの編み機で仕立てることで理想の目面に整えました。仕上げにバイオ加工を施して、度詰めのテクスチャーに柔らかな風合いも。チノのタックパンツをあわせて、ベーシックスタイルを着心地でお楽しみください。
[身長：163cm]
[身長：163cm]
02
「なんでもない日」を「なにかありそうな日」に変えるコーディネート。トップスにはオーガニックコットンを使用した9分袖のボートネックプルオーバー。高密度に編み込んでいるため軽やかなのに透けにくく、デイリーユースにぴったりな１枚です。ボトムスにはドローストリングパンツを。オーガニックコットンと和紙糸を甘撚りに紡いだツイル素材を使い、軽くドライなタッチで心地よくお召しいただけます。パール調のネックレスは大人の飛び道具。ゆるりとしたコーディネートを成熟した装いに引き上げてくれそうです。
[身長：164cm]
[身長：164cm]
03
ピンク、イエロー、ホワイト。春を感じるカラーは人それぞれですが、春から初夏にかけてみずみずしく輝く草木のグリーンは、季節の移り変わりを一番実感するカラーかもしれません。そんなグリーンのブラウスを主役にしたコーディネート。合わせるボトムスはトーンを押さえたリネン混のギャザースカート。１本の糸を作るまでに、3回の撚糸を経て紡績したスラブ糸を使い生地を仕立てました。手紡ぎのような質感とドライな風合いは、お召しになるたびに新鮮な心地よさを感じることが出来るはずです。
[身長：163cm]
[身長：163cm]
04
ジャンパースカート。その響きにノスタルジーを感じる方もいるかもしれませんが、シプリの審美眼を通したジャンパースカートは、大人の日常に寄り添い、惹き立てるようデザインされた一着です。胸元にはパンツの前開きの仕様をアクセントに。肩紐の調整にはバックルを使用して、ストレートシルエットのすっきりとしたフォルムにポイントを持たせています。ネイビーと好相性のマスタードカラーをインナーに選び、ニットは袖を通さず肩掛けにすることで、カジュアルなアイテムをエフォートレスにまとめました。
[身長：164cm]
[身長：164cm]
05
ディティールにシプリらしい意匠を効かせたアイテムで作るコーディネート。袖の透かし柄が軽やかなカーディガンは、腕と袖回りで異なるパターンの柄を施しています。腕周りは透かしを抑えた柄で、タンクトップなどを合わせやすく、袖周りはインナーの色を拾う目の粗い柄にすることで涼し気な印象に。麻のようなドライな風合いがあり、ストールのように襟元にさらりと巻いたアレンジも。ボトムスは足首にかけてタックでフォルムを絞ることで柔らかな印象に。メローな装いで心穏やかな春を。
[身長：164cm]
[身長：164cm]
Cut&sewn
5月上旬入荷予定
¥16,500
06
シプリの定番、サロペット。カジュアルなイメージのアイテムですが、コーディネートによって思いのほかシックに着こなすこともできるアイテムです。高密度に織り上げたツイル生地は、仕上げ時に反発加工を施すことで、肌馴染みの良い柔らかな素材に。ベージュに馴染むグリーンのニットベストと、印象を引き締めるダークグレーのインナーカットソーを合わせて。後ろウエストはゴム仕様なので、トップスのレイヤードもお楽しみいただけます。足元はスニーカーではなく素足にサンダルを合わせてセンシュアルに。
[身長：163cm]
[身長：163cm]
07
デイリーユースのアイテムや、自分なりの定番こそ、お気に入りのアイテムをそろえておきたい。シプリの定番素材、ロータス×フレスカで仕立てたカーディガンは、まさに代表アイテム。表面はガス焼き工程を施し、滑らかでシルキーな質感の「Lotus」（スビンコットン）、裏面はコシのあるさらりとした質感の「Fresca」（強撚スーピマコットン）。2つの風合いが共存する生地は、さらりとした肌触りとシルクのような上品さが魅力です。手間のかかる特殊な作りで、通常のカットソーに比べてシワ感が少ないのもポイント。ボーダーのノースリーブとあわせて着心地の良さを肌で確かめてください。
[身長：164cm]
[身長：164cm]
vol.2では、春から夏にかけて着回しできるアイテムを使って
コーディネートをご紹介いたしました。
ぜひ装いのご参考にしていただければ幸いです。