11月27日(金)に開催された、イメージコンサルタントのmisacoさんによるトークイベント「骨格タイプでわかる 似合うファッションを選ぶコツ」。冬の寒さが一段と厳しくなったこの日、会場となったニューヨーカー銀座店には20名を越える女性たちが集まり、misacoさんのアドバイスに耳を傾けました。今回はそんなイベントの様子をレポート。ためになる話がたくさん飛び交った当日の内容をおさらいします!
「みなさんはお洋服を購入するとき、どんなポイントを気にしてお買い物をしていますか?」
misacoさんのこの問いかけから、トークイベントはスタートしました。会場からは、「自分の体型がよく見える服」とか、「上質な素材を使用している服」、「色がきれいな服」などなど、さまざまな答えが返されます。じつはこれ、どれも正解なんです。
ファッションの3大要素は、“色”、“カタチ”、“素材”。misacoさんいわく、この3つを上手にコントロールすることが、おしゃれへの近道になるんだとか。なかでも“カタチと素材”の2つの要素を司るには、自分の骨格タイプを知ることが大切のようです。
以前にアップしたこちらのニュース記事にも掲載していますが、筋肉や脂肪のつきかたなど、体のラインによって決まる骨格タイプは大きく分けて3つの種類があります。
筋肉質で胸元が厚く、体の重心が上にある人は「ストレート」。
脂肪質で胸元が薄く、上半身が華奢な人は「ウェーブ」。
骨太で重心が上下に偏っていない人は「ナチュラル」。
これを把握することが、自分に似合う洋服を見つけるヒントになるのです。当日はニューヨーカーのスタッフがタイプに添ったコーディネートを披露し、それぞれのスタイルをmisacoさんが解説していきました。
「ストレート」の方は、シャツやジャケットなどのシンプルかつベーシックなアイテムを着るのがおすすめ。綿やシルク、カシミア、ウールなどでつくられた、シンプルなカタチがマッチします。文字通り直線的なお洋服が似合うため、ギャザーやフリルなどの装飾が入ったアイテムはできる限り避けましょう。重ね着などをせず、できる限り引き算をしてファッションを楽しむことが大切のようです。
一方、「ウェーブ」の方は、エレガントでフェミニンなものが似合います。ストレートとは対称的に、着こなしをシンプルにまとめてしまうと、ちょっと物足りないスタイルになってしまうんだとか。そのため、レースやフリル、ドレープなどが入った柔らかくて曲線的なお洋服を身にまとい、華やかなイメージを意識してコーディネートをしましょう。
最後に「ナチュラル」の方は、サイズ感がゆったりしたものや、丈の長いアイテムなど、少しだけボリュームのあるお洋服をラフでカジュアルに着こなすのがポイント。素材は洗いざらしのものなど、天然素材を使用した、ざっくりとした質感のものがよく似合います。重心を下へ持っていくとスタイルアップするので、長めのネックレスを重ね付けしてアクセントをつくるといいそうです。
このように3つのスタイルを具体的に解説し、メモや写真をとる参加者もいたりと、充実した内容となりました。これらのタイプを意識しながら洋服を選ぶことで、流行に関係なくおしゃれを楽しむことができ、女性らしさがより一層輝きを増していくのです。
トークが終わると、会場にはフードとドリンクの用意が。東京でいま注目のスポット、青山の「Commune246」にある「Garten(ガルテン)」の、フレンチトーストや、フルーツを使った甘いサンドウィッチに、女性の参加者も大満足のご様子。
美味しい料理によって緊張がほぐれたのか、単独で参加された方が多いにも関わらず、参加者同士で情報交換をするシーンも見られ、新たな出会いが生まれる機会にもなりました。その後、misacoさんも参加者たちの会話に混ざり、質問に答えたり、お店の商品を見ながらファッションのアドバイスをしたりと大忙し。楽しい時間はあっという間に過ぎていき、この日のイベントも大盛況の中で幕を閉じました。今後もニューヨーカーでは、お客さまとお店の距離が縮まるイベントを開催していきますので、ご期待ください。
misacoさんはパーソナルな骨格診断を行なっていますので、興味のある方はぜひお問い合わせを。魅力的なトークと丁寧なアドバイスで優しく解説してくれます。カラダと洋服の関係を紐解くことで、ファッションの世界がより一層楽しく見えるはずです。