アメリカのシカゴ大学、ハーバード大学とゲシュタルト・リサーチが共同で行った調査によると、アメリカで2005年から2012年の間に結婚したカップルの35%はインターネットで知り合っていて、そのうち45%はデートサイト、21%はソーシャルネットワークを使って結婚相手を見つけているそうです。さらに離婚率に関しても、ネットで知り合い結婚に至ったカップルの方が低いという結果も。
今アメリカで利用が増えている恋活サイト。使う多くの理由は “便利だから”。日常生活では縁のなかった相手に手軽に知り合えて、パートナー選びの可能性が格段に広がるのになぜ使わないの? という心理が背景にあるようです。
そんなアメリカのイマドキ恋愛事情をリアルに反映した映画が12月23日(水・祝)に公開される『きみといた2日間』。
ニューヨークに住む独身女性のメーガン(アナリ―・ティプトン)は婚約破棄され、就職活動もうまくいかない、ルームメイトには出て行って欲しいといわれて八方塞がり状態。その現状を変えるためウェブサイト「ロマンス.com」を通じて、アレック(マイルズ・テラー)と出会い、初対面の彼と一夜を過ごすことになります。
翌朝、“軽い女扱い”されたメーガンが、口論のすえ部屋を立ち去ろうとするのですが、外は大雪に見舞われ帰ることができなくなってしまう。仕方なくもう一晩一緒に過ごすことになるのですが──。果たしてこの出会いから、本当の恋は芽生えるのでしょうか!?
男女の恋愛観の違いというものは、いわゆるネット世代であっても、場所がニューヨークであっても、変わらずついてくるもの。作品内では、徐々にお互いが考える「男とは」「女とは」といった勘違いが浮き彫りになってくるのですが、共感したり、へぇそうだったの?とドキッとしたり。思わずこちらまでハラハラしてしまいます。
アレック役は「ファンタスティック・フォー」や、本年度アカデミー賞3部門を受賞した「セッション」で主人公を演じたマイルズ・テラー。今までの作品とは雰囲気の違うキュートな演技も必見。他にも人気TVドラマ「ゴシップガール」で人気を得たジェシカ・ゾーが出演しています。