1月も終わり。お正月気分も冷めやらぬまま、新年会シーズンを経て、「あれ? いつものボトムのウエストがキツい!?」という方も多いのではないでしょうか? (実は私も…苦笑)。今年の抱負に「ダイエット」を掲げた方も多いかもしれないですが、2015年のスタートの月、この辺りで食生活をもう一度見直してみるのもいいかもしれません。
今回ご紹介する「The Butcher’s Daughter」はお肉屋さんの娘、というちょっと変わった名前のカフェ&レストランです。名前には肉が入っていますが、ここのメニューは100%ベジタリアンで乳製品も使っていません。
オーナーのヘザーさんはインテリアデザイン会社に務めながら、チャイナタウンで「Apotheke」というカクテルバーをやっていました。そこのカクテルもハーブなどを使ったオリジナルのメニューが人気ですが、「カクテルと同じ感覚で、フレッシュジュースももっとクリエイティブになっていい。そしてもっと健康志向の人々に向けたカフェを作りたい」というので始めたのがこの店です。
「オールドスクールなお肉屋さんは最近ニューヨークに減っていますが、そんな感覚でお野菜を扱う店にしたい」というコンセプトで、店名の由来にもなっています。ここで使われている野菜や果物は全てオーガニックで、ニューヨーク州北部とコネチカット州の農家で栽培されているものがほとんどだそうです。
私のお気に入りメニューはアボカドトースト。雑穀の入ったパンの上にスマッシュされたアボカドがたっぷり載っています。少しカレー風味がしてスパイシーなのがとてもテイスティです。
店内はヘザーさんのデザインで、インダストリアルな雰囲気のヴィンテージ家具が置かれ、店内のあちらこちらにグリーンの植栽やハーブの鉢植えがあるのが清々しい印象です。急ぎのときには、ボトル入りのジュースも売っているので、それを朝ご飯代わりに買ってもいいかもしれません。お隣にはTO GO (お持ち帰り)専門のコーヒー&ジューススタンドもあります。
ちなみに私はベジタリアンではないですが、新鮮な食材と見た目にも美しいジュースやメニューは、心と身体の両方に満足感を与えてくれるような気がします。
The Butcher’s Daughter
19 Kenmare St. at the corner of Elizabeth St.
Tel: 212-219-3434
8:00-22:00 (Sun-Thu), 8:00-23:00 (Fri & Sat)
http://thebutchersdaughter.com